2011/12/17

郡山 給食についての請願は委員会で否決されました

先日は、郡山の「市民をずさんな除染に巻き込まないで!」の署名に絶大なご協力をいただきありがとうございました。3000名を大きく超える方々の署名が集まったそうです。
さらに、給食の問題です。郡山では地場産米「あさか米」を給食に使うことを保護者に通達しています。この給食の問題についても、安全安心アクションin郡山は「給食について質疑応答の説明会を開催して欲しい」と請願しましたが、先日の文教福祉常任委員会で否決されたそうです。「福島県産を止めて」と言いたいところをハードルを低くして請願したとのことですが、それでも否決。
これについてはこの後、議会最終日に40名のすべての議員で採決することになるそうです。
滝田春奈市議の報告を転送します。滝田議員は、子どもたちの避難を促す「ハーメルンプロジェクト」の活動をされていた方で、今年4月の統一地方選挙に出馬、トップ当選で市議になられました。市民のほんとうの思いを、そこに見ることができるのではないかと思います。
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安心安全アクションから出された請願『市内小中学校での学校給食についての請願書』が反対多数で文教福祉常任委員会では否決されてしまいました。
◎賛成議員・岩崎まり子議員・安斎真知子議員・滝田
◎反対議員・今村たけし議員・諸ひろし議員・塩田よしとも議員・佐藤てつや議員・太田忠良議員 ・石川ぎわ議員
反対の理由は定期的に説明会を開くことで行政の負担が増える(今村・諸議員)
定期的にがひっかかる。定期的にすることで不安を煽るのでは。(佐藤議員)
今の体制で日常の中で対応すべき。(石川議員)
という意見がだされました。行政側に立っているのか市民側に立っているのか議員の姿勢が分かる賛否になりました。
個人攻撃はしたくありませんが、この中の議員で日常から放射能に対して誠意のない発言を繰り返している方もいますし、行政の立場に立つのであれば、そもそも議員なんかいらないのではないかと思いました。
最終日に同会派の蛇石議員が賛成答弁を行い、その後40名のすべての議員で採決します。どの議員、会派が本当に市民に寄り添って活動しているのか分かると思うので、是非傍聴してみてください。
また、私としては、この請願の否決は議会全体の責任として捉え、今後とももっと精力的に活動していきたいと改めて決意することになりました。
その他の請願書、国へ『18歳までの医療費を無料化するよう』意見書の提出を求める請願書も、文教福祉常任委員会では上記6名の議員に否決されました。
県知事ですら国へ要望しているのに、またしても郡山市議会は遅れをとることになりました…。--

10 件のコメント:

  1. 6名の議員は東電マネーを貰ってるかも?

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  2. 実名の批判するなら、この記事の発信者名も載せるべきでは???
    しっかり戦ってもらいたい。

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  3. 殺人未遂は実名公表されるでしょ???
    大事な子供達を危険に曝す、思慮浅き悪党達ですもの。

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  4. 子ども全国ネット 伊藤2012/01/19 14:52

    匿名さま

    コメントありがとうございます。
    議員については、それぞれの請願について賛否どちらの意見を表明したかなど、公報等で明らかにされることが多いですね。
    ここでこうして名前をあげることはそうした延長だと思います。
    どういう意見を持っているのか、きちんと住民がわかった上で、
    自分たちの代表として選んだ人は意見を届けたらいいわけですし、
    次の選挙で誰に投票するかも決めていったらいいわけですね。
    市民の意見を行政に反映してもらうための代表が議員なわけですから。

    この記事は、署名呼びかけを拡散した子ども全国ネットに対して、
    郡山のネットワーク団体からの報告として届いたものです。

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  5. 不安に思うのは自由だと思うのですが、本当に福島県産米がすべて汚染されているのでしょうか。
    可能性があるということであれば、給食を拒否してお弁当にすることも出来ますし、汚染されているというのならば流通していること自体が間違いです。
    どちらにしろ、給食を止めることよりも、他に問題がある気がします。

    福島県産米を止めろというのは、「子どものために農家は死ね」といっているのと同義です。
    可能性だけで発信していい言葉ではないと思います。
    それを世間では「風評被害」と呼ぶのです。

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  6. 酷い話です。。。
    線量の高い地域で収穫されたお米を食べないといけない将来のある子供たちがかわいそうです。
    ゼロベクレルが当たり前なのに、基準以内だからと毎日食べされられ放射性物質が蓄積されたら。。。ゾっとします。。。
    まだ地産地消をしたいのでしょうか。
    それは震災前なら通用する話でしょう。
    本来給食って楽しい美味しいはずなのに。。。
    6名の市議は子供の事を考えてませんよ。
    目先の事だけですね。

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  7. 『18歳までの医療費を無料化』には私は反対です。これは疫学調査の隠蔽です。広島・長崎・チェルノブイリと全く同じ被曝の切捨て(http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/3157.html#id_663dc07a)が行われようとしています。詳しくは大山こういちブログをご覧ください。http://mak55.exblog.jp/15241024/

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  8. とても残念なことです。
    避難させないのであれば、なんとか内部被曝だけでもできる限りの防御対策をしてあげて欲しいです。

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  9. 重大事実発覚!!
    JA郡山はこのご時勢に学校給食の米の販売価格について、郡山市に対して昨年度の価格より値上げ要求をし、郡山市教育委員会がその要求をのみ、契約をしたとのことです。

    給食費を値上げするのは、保護者の理解が得られないため、手段として一食当りの予算はそのままで、おかずの予算を削減して保護者には分からないようにしているとのことです。

    「風評被害」の名目の元、一般消費者には汚染米を安く販売し、文句の言えない子供達や事情の知らない保護者から、利益を上げる汚い手段に出ています。やっていることは東電と同じです。

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  10. 未来のある子どもたちを放射能から少しでも守ってあげるのが大人の努めではありませんか。子どもは何も悪いことをしていません。福島県産のお米。農家さん達が丹精込めて作っているのはわかりますが、何十年先子どもたちに何かあってからでは取り返しがつきません。今子どもたちにできることをしてあげるのが一番だと思います。今しかできないこと、今だからできること子どもたちのために本気で考えてください。

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