2012/01/08

どんど焼きに注意!!お母さんたちの新春ネットワーク活動報告

都内に住むお母さんから子ども全国ネットのつなぐブログにメールを頂きました。

門松やしめ縄を燃やす新春行事のどんど焼きが心配です。
開催場所によっては団子をあぶって食べるとか・・。
地元の実行委員会と話したが、危険性がわかれば考えるが、今のところ例年通りに実施の見込みとの回答です。何かご存じのことがあれば教えてほしいという内容でした。

折しも、参加している測定所関係のメーリングリストで松の葉のことが話題となっていたので
有志の皆様の許可・アドバイスを得て、ブログ内で数値の公表をさせて頂きました。
松の葉のセシウムの吸着率の高さ・ほかの落ち葉との比較・2011年産と2010年産との比較
様々なご報告ができました。
http://papamama-zenkokusawakai.blogspot.com/2012/01/50-1000-10000bqkg-7-httponsen69.html


メールをくれたお母さんがご自分で集めた情報とこれらの情報を持って開催関係者と話し合いに行くと、やはり人と人。心を尽くして話してみて本当に良かったです。
開催はされるものの開催方法がお母さん方の心配に配慮して下さったものになったとのこと。
【今年のうちの地区のどんと焼きの開催方法】
・正月飾りは、集めた時点で松類は取り除き燃やさない。
・国産のしめ縄類も、できる限り使わないようにする。
・市が所有しているアロカの線量計で、正月飾りの空間線量を測る。
・開催後の灰を、市が外注の検査機関に出す。
 
報告メールの詳しい内容は
 
 
 
ほかの地域においても一か所でも多くの場所で、セシウムを帯びた松や稲、それらに限らず燃やされることによってどのような影響があるのか分からないものなのですから、予防原則を適用頂けることを切に祈ります。
 
私も、昨年12月、住んでいる街で土壌測定の結果が出て数人のお母さん方と、市役所に出向きました。
今まで諸々の手続き以外で役所の窓口に行ったことなどありませんでしたし、お役人さんとお母さんという立場の違うもの同士、すんなり話が通るわけではありませんが、話すことで分かること(分かり合えると書きたいところ・・)もたくさんありました。最初は敷居が高く感じましたが、ほかの地域ですでに交渉されているお母さんからもたくさんの情報やアドバイスを頂けたりネットワークのありがたみを感じました。
 
どんど焼きやその他日常生活で心配ごとがあるお母さん方、
今年も子ども全国ネット内の、お母さんたちをつなぐブログで各地の団体から届く地元の茶話会・イベントの情報をお伝えしていきます。(団体の方はぜひ情報をお寄せ下さい。)
そして、まず地元で仲間と「つながること」、そしてまたその団体同士が「つながること」で、今年子ども全国ネットが目指す、「大きなうねりを呼び起こし、共有することでより持続可能で即効性のある活動も可能になっていくでしょう。」ということが実現するのだとおもいます。お母さんたちひとりひとりの一歩は小さな一歩です。でも子どもたちを愛し、彼らにとって幸せな未来を与えたいと願う気持ちは、何よりも誰よりも純粋で大きなパワーを生み出すと信じています。        
 
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿