2012/07/01

福島支援ワーキングチームの経緯と今後についてと寄付金のご報告



●寄付のご報告
2012年1月から4月の間に「子ども全国ネット福島支援ワーキングチーム」に頂きました寄付のご報告をいたします。
貴重なご支援誠にありがとうございました。5月寄付分を含め改めまして詳細な会計報告をさせて頂きます。

●福島と関東、全国を「つなぐ」役割として
7月に子ども全国ネットが立ち上がって以来、関東のボランティアスタッフを中心に、福島の子どもたちのために何ができるか模索しながら活動してまいりました。
まずは福島で活動をしている方をお呼びしての情報の共有、全国ネットにつながった方々への福島の状況の発信を地道に行いました。
秋以降、署名やイベントの協力、必要な情報を紙媒体で福島に送る、全国の団体の方々に福島支援の必要性とノウハウを伝えていくことなど具体的な動きになってまいりました。
全国ネットでつながり保養支援を始めた団体、支援を必要としている方と支援を行いたい方とのマッチングによる郡山サロンなど、この一年出会いの「場」として機能できたのではないかと考えております。
皆様にいただいた貴重なご支援で、4月郡山、いわきで健康相談会を行うことができました。
また6月24日には川俣町でも健康相談会を開催いたします。

●これからに関して
1年を経て、想定はしていたものの、放射能汚染の問題は少しずつ風化しつつあります。
福島の状況としては、1割の「絶対危険派」と1割の「絶対安全派」ばかりが目立ちそこで論戦が張られ、8割の「不安だけれどどうしたらいいか分からない」「どうしようもないから諦めた」「支援を必要としているが口に出せない」などの普通の保護者が置いて行かれている状況があります。
そして政府や経済を含め「もう安全である」「日常に戻りなさい」という圧力は増しているように感じられます。

私たちは、細々ではありますが、福島各地のグループと連携しながら健康相談会や保養相談会、サロンを開いたり、現地活動への協力をしております。
月に一・二度ボランティアスタッフが福島や関東ホットスポットに入り支援をしており、
その中で得た生の声を「ママレボ」や支援者向けの紙媒体にて全国へ発信しております。
 http://momsrevo.blogspot.jp/

様々な科学的判断がありますが、それでも各々の状況でできる限り被曝を避けること、
外部はそのための選択肢を提供すること、放射能への感受性が高く・育った環境に左右されざる得ない「子ども」は、経済や政治の問題とはまた別だということは確かだと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

新しいブログをお知らせいたします。
http://kodomo-kenkotomirai.blogspot.jp/

新しい口座をお知らせいたします。
「子どもたちの健康と未来を守るプロジェクト」
コドモタチノケンコウトミライヲマモルプロジェクト
郵貯銀行 10060-08791681

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