2013/08/29

原発事故被害者が一刻も早く救済されるよう大きなムーブメントを起こしましょう!

 26日に「原発事故被害者の救済を求める全国運動」のキックオフ記者会見が参議院会館で行なわれました。

キックオフ記者会見の動画です。
http://www.ustream.tv/recorded/37831469

当日の内容については、ママレボ通信さんにレポートがアップされていますのでご覧ください。

ママレボ通信「原発事故被害者の救済を求める全国運動」キックオフ記者会見~原発事故子ども・被災者支援法の早期実施と、損害賠償請求権の時効延長を!~

 この全国運動のねらいは、世論を喚起し、「原発事故・子ども被災者支援法」の早期実現と、東電への賠償請求に関する消滅時効延長のための特別措置法制定を求めることです。

「原発事故・子ども被災者支援法」は法案成立から1年以上も実施されていない上、先日の復興庁参事官のTwitter事件にもあらわれているように、政府・復興庁が基本方針の策定や具体的施策の実現を引き延ばしているという実態でした。

また、もうひとつ、被害の損害賠償を請求する権利が時効によって消滅してしまうのではないかという問題があります。
多くの自主避難者のように東京電力から請求書やダイレクトメールを受け取っていない被害者は、来年3月以降、消滅時効によって、裁判所に訴える機会さえ奪われることになりかねません。やむを得ず自主避難された被害者が既に生じた損害の賠償すらされないままになってしまいます。

被害者を守るはずの法律が何も被害者を救うどころか、放置され請求の権利を正当に受けることができないなど、人権侵害ともとれる状況です。

こうした状況を打破するために、被害者の方達や支援者の方達も広く垣根を越えて連携し、世論を喚起し、原発事故被害者が一刻も早く救済されるよう大きなムーブメントを起こすとが出来るよう、全国運動を呼びかけていきます。

この全国運動は、原発事故によって苦しんでいる被害者に寄り添い、私たち市民ひとり一人がつながり、1日も早い支援法の実施と自校問題の解決のため、「政府と国会に対する全国請願署名」を行ないます。


子ども全国ネットも実行委員会に参加して、つながる皆様に呼びかけて行きたいと思いますので、是非みなさまの団体、地域でこの運動をともに広げていきましょう。

子ども全国ネット支援法推進プロジェクトで、支援法推進キャンペーンの準備をしています。

全国運動と支援法キャンペーンをあわせて、再度案内したします。

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