2015/04/11

茨城/霞ケ浦と流入河川の放射性物質 底質は減少か横ばい

2015年04月11日 常陽新聞
http://joyonews.jp/smart/?p=2896

福島第1原発事故による環境影響について県環境対策課は、2月2日~3月3日に環境省と県が実施した霞ケ浦の湖内と流入河川の放射性セシウムモニタリング調査(第14回)結果を発表した。水質はいずれも不検出で、底質は減少または横ばい傾向で推移しているという。

調査結果によると、霞ケ浦湖内8地点の底質は1㌔当たり79~510ベクレル(昨年11月の前回調査は42~540ベクレル)、平均値は前回(236ベクレル)とほぼ同じ234ベクレルだった。最大値は玉造沖の510ベクレルだった。

流入56河川の底質は1㌔当たり37~1410ベクレル(前回は21~1480ベクレル)、平均値は前回(251ベクレル)より13ベクレル高い264ベクレルとなった。最大値1410ベクレルは土浦市の新川。

また、これら霞ケ浦の湖内と流入河川を含む県内の河川・湖沼などの調査結果も発表され、県内河川の底質では新川1410ベクレルが最大値。湖沼では牛久沼湖心の底質760ベクレルが県内最大値だった。

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