2016/06/23

いわき放射能市民測定室たらちね より/日本初「民間の放射能測定室兼検診センター」開設を応援してください。

(福島県内で奮闘し続けている測定所があります。その中でも、いわき市にある「たらちね」は、女性スタッフが中心となり、市民に求められる生活に根ざした測定に、地道に取り組んできました。必要とされる測定であれば、一般には「困難」で「高額な費用がかかる」とされるβ線の測定などにも、道を開拓しながら取り組んできた実績があります。今後ますます必要とされるだろう、市民の側にたった子どもたちの検診。それを実現しようとする取組みです。 子ども全国ネット)

日本初「民間の放射能測定室兼検診センター」開設を応援してください。

https://www.actbeyondtrust.org/campaign/pledge/tarachine/jp/

福島で子育てをするママたちの不安を安心に変えるために、「たらちね検診センター」開設プロジェクトの応援メンバーになってください。

ご存知でしょうか?福島のママたちの2人に1人は県内での「子育てが不安」だと感じています(注1)。

私たちは、この不安を安心に変えるため、現在運営する市民による市民のための放射能測定室を拡張して、2017年4月の検診センター開所をめざしています。あなたの応援が、このプロジェクトの成功を支えます。

子育てに不安を抱えるママたちの声を聞いてください。

この動画は、福島県出身のビデオグラファー三本菅悠さんの協力で制作されました。




「外で遊びたい年頃の子が知らない虫やお花を見つけた時に、『触っちゃダメだよ』と言うのが一番辛かった」。あるママの言葉です。

放射能は目に見えず匂いもしません。だから不安になります。福島のママは、目に見えない不安に向き合いながら我が子を守ろうとしています。

不安を和らげるためにできること。それは、放射能を測って見えるようにすることです。親御さんからもらった野菜、掃除機のゴミ、幼稚園の砂場の砂、小学校の土・・・。NPO法人いわき放射能市民測定室たらちねでは、地元のママが持ち込む様々なものを測っています。

震災から5年が過ぎた今、不安を和らげるだけでなく安心に変えていくために、私たちにはやらなくてはいけないことがあります。それは、身の回りの放射能を測るだけでなく、身体に影響が出ていないか、心に影響が出ていないか、子どもたちのケアをすること。そのために、放射能測定室を拡張して、検診センターを開設します。

あなたの応援が、福島の子どもたちの命と未来を守ります。今すぐ、「たらちね検診センター」設立プロジェクトの応援メンバーになってください。




「たらちね検診センター開設プロジェクト」応援メンバーとは?

「たらちね検診センター」を成功させるには、全国の皆様からの応援が必要です。メンバーには、以下のお願いがあります(任意)。

・応援メンバー募集へのご協力:この応援メンバー参加フォーム送信後など、EメールやFacebookなどを通じて、本プロジェクトの拡散にご協力ください。

・オンラインアンケートへのご協力:市民による検診センターを、皆様との対話を通じてつくりあげていきたいと思います。準備の節目に予定しているアンケートであなたのお考えをお聞かせください。

会費は無料です。(よろしければ、ご寄付にご協力ください)上記のお願いも義務ではありませんので、お気軽にご参加ください。

たらちね検診センター計画について
【実施内容(計画)】
・健康相談
・甲状腺検診 (現在は不定期に実施)
・全身の放射能測定 (現在は不定期に実施)
・血液検査
・白内障検査
・交流スペース

【設置場所】NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね事務所を拡張して設置

【開設までのスケジュール】
2016年6,7月 スペース拡張工事、電気設備工事、水道設備工事
〜2017年3月 医師/看護師の確保、検査体制の確立、血液検査設備など
2017年4月 検診センター開設
たらちね検診センター設立準備委員会について

このプロジェクトは、たらちね検診センター設立準備委員会によって、共同代表2名のもと運営されています。

[共同代表]
鈴木 薫
(NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね事務局長)
星川 淳
(一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト代表理事)

いわき放射能市民測定室たらちねとアクト・ビヨンド・トラストは、β線測定のためのラボ設立など、以前から協力関係にあります。準備委員会では、いわき放射能市民測定室たらちねが検診センター開設を推進し、アクト・ビヨンド・トラストは準備委員会事務局、広報を担っています。


0 件のコメント:

コメントを投稿