2016/10/18

ワシントンで福島県の特産品PR

2016年10月18日 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161018/k10010733681000.html


アメリカを訪れている福島県の内堀知事は、首都ワシントンで、復興への取り組みについて説明したあと、アメリカ政府の関係者などに福島県特産の日本酒やそばをふるまい、海外での消費拡大に向けてPRに努めました。


福島県の内堀知事は、東京電力福島第一原子力発電所の事故のあとに広がった特産品への風評被害を払拭(ふっしょく)し、海外でも消費の拡大を図ろうと、16日から5日間の日程でアメリカを訪れています。


17日はワシントンにあるシンクタンクのCSIS=戦略国際問題研究所で講演会を開き、アメリカ政府の関係者などおよそ100人が参加しました。


講演会で内堀知事は、福島県では除染が進んで避難区域が狭まっていることや、福島県の農産物についてことし行われた放射性物質の検査で基準値を超えるものはほとんど出ていないことなどを説明しました。


このあと日本の大使公邸でレセプションが開かれ、冒頭、アメリカ国務省で東アジア政策を担当するラッセル次官補が「福島の人々の復興と日米両国の友情に乾杯しましょう」とあいさつしました。


そして福島県産の日本酒や打ちたてのそばなどがふるまわれ、内堀知事はラッセル次官補らと談笑しながら、特産品の消費拡大に向けてPRに努めていました。


参加したアメリカ政府の関係者の1人は「復興の現状について貴重な話を聞くことができました。福島県の農産物がアメリカでもっと受け入れられたらよいと思います」と話していました。



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